書きたいことが山積みだ!

こんなに時間が惜しい!と思うことはいつ振りだろうか…。


眠い時は時間が止まれば良いのになー、なんて小さい子が考えるようなことを真剣に思うほど充実している。楽しい。今までも勿論楽しい日々だったのだけれど、妻や母親としての属性抜きの「私」でいられるというのはとても大きい。

子育てをしていると慣れないことばかりであたふたして時間をとられてしまう。そうこうしているうち、子供への愛情をイコール時間としてしまっている自分が居た。我が家は未就学児が二人いるのだが、子供に全力かけ過ぎていて自分自身を忘れていた。


そう、私には趣味がなかった。


なかった、というよりは奥へ奥へと押し込んでいた。
好きだったアニメや漫画も、好きだった服やメイクも以前のようにキラキラとしていない。自分へ対しての優先順位が低くなっていたのだ。

何もそれが悪いことではない。
家族と一緒に過ごせる時間はかけがえのないものであることに変わりはないし、私にとって夫や子供達の笑顔を見られるのは幸せだ。


空の巣症候群というものはご存知だろうか。

子育てが終わり我が子が自立していく際に陥ってしまう憂うつな状態のことだ。女性に多く見られ、夫婦関係にも影響をするという。やりきった感でいっぱいになり、次の目標や目的を失い気力がなくなる燃え尽き症候群と似ている。そちらの方が馴染みある言葉かと思う。


そう、家族より優先する趣味もなくなり全てを「家族の為に」と思い、過ごしてきた未来の私の姿だった。このままでは駄目だ、と先に気付いたのは夫だった。


「何か趣味を見つけたら?」



彼の言葉はいつも私を救い出す。